オンデマンド出版サービスgood.book(グーテンブック)を運営する株式会社masterpeaceは6月12日(金)、コロナを乗り越えるための情報発信を目的とした出版プロジェクト「SHIFT challenge book」の開始を発表した。各プロジェクトは4月からスタートしており、このたびWeb発信や書籍化の準備が整ってきたため、発表に踏み切ったという。
アフターコロナを見据えて挑戦をする人たち
同プロジェクトでは、「コロナによって変化したコト/コロナによって気付いた変化」に焦点をあてていくつかテーマを設定。各テーマにおいては、インターネット上でメンバー同士が繋がってチームを作り、企画・制作に取り組んでいるという。
プロジェクト立ち上げの背景には、新型コロナウィルス感染症拡大がある。同社によれば、コロナショックによって働き方、暮らし方、社会に変化が現れ、アフターコロナを見据えて既存のやり方を変えていくことが求められているという。
同プロジェクトでは、3月以降これからの新しい社会を作るために様々な領域で挑戦している人たちとチームを組み、「今から始める、アフターコロナ以降の社会に必要なこと」を、より多くの人に伝えていくとしている。
第1弾としては、「製造業(町工場)のサプライチェーン」「働く場所、オフィスはどう変わるか」「これからの漁業流通」「教育(特に家庭内教育とスクーリング)」「高度付加価値社会宣言(仮)」等の企画が進行中だ。
Web書店流通を通じて短期間で出版
「SHIFT challenge book」は情報発信を目的とするプロジェクトであるため、基本的には「すべての原稿をWeb上に公開したい」という考えのもと進めていくという。
なお、Web書店流通(オンデマンド印刷書籍・電子書籍)を利用することで、短期間での出版を目指す。初版は7月から発行予定。先行して、Web上での情報発信を6月下旬から開始する見込みだとしている。
コロナを乗り越えるための取り組みを参考に、皆の力を合わせて、社会全体でこの危機を乗り越えていきたいものだ。
「SHIFT challenge book」の詳細については、同社リリースを参照のこと。
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