HOMEライフスタイル 【#捨てるなら染めよう】職人による染め直しとクローゼットサービス「SOMA Re:」はじまる

【#捨てるなら染めよう】職人による染め直しとクローゼットサービス「SOMA Re:」はじまる

さえきそうすけ

2020/06/04(最終更新日:2020/06/04)


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埼玉県寄居町で染色事業を行なう株式会社きぬのいえは6月1日(月)、染め直しと服の預かりを兼ね備えたサービス「SOMA Re:(ソマリ )」の提供を開始した。

高額になりがちな職人による染め直しをリーズナブルな価格で提供。色あせや黄ばみ、「飽きてしまった」などの理由で、捨てられてしまうかもしれない服を生まれ変わらせるという。

お気に入りの服を「染め直す」という選択

SOMA Re:は、お気に入りの服を捨ててしまう前に「染め直す」という選択肢を提案。

Tシャツ1枚から注文可能で、服を綺麗に洗ってから職人が手作業で染め上げていく。同時に、染め直した服を次のシーズンまで最大で1年間預かるクローゼットサービスもスタートした。

高額なイメージが強い染め物の世界だが、染め物事業者である同社が普段行っている大量の染めの工程で発生するアイドルタイムを利用することで、リーズナブルな価格での提供が可能だという。

価格はTシャツ1枚1000円(税別)からで、染め代金の10%が1年間の預かりクローゼットの料金となっている。

セーターやコート類・ボトムス・ドレス・靴など幅広い商品に対応できるそうで、詳細は同社プレスリリースで確認できる。

#捨てるなら染めようをスローガンに

職人の高齢化や縮小し続ける染物需要を受け、改めて服を大切にする文化に貢献しようと生まれた同サービス。

同社ではこの事業の成長によって、職人を目指す人たちの雇用の創出や地元への貢献を目指すという。

「#捨てるなら染めよう」をスローガンに、大切なものを大切にし続ける世の中の実現に向け、チャレンジしていきたいとしている。

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