個人事業主1164人に聞いた！独立成功秘訣のひとつは「初期費用などの資金繰り」

2020/06/01（最終更新日：2020/06/01）

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バーチャルオフィス「レゾナンス」を運営する株式会社ゼニスは5月14日（木）、個人事業主1,164人を対象に「事業立ち上げ」に関する調査を実施。現在その結果を公開している。

独立して良かったこと・苦労したことは？

今回の調査で「独立して良かったと思いますか？」の問いに「非常にそう思う」と答えた人が22.3%、「そう思う」と答えた人が35.5%と、半数以上の人が「独立して良かった」と感じていることがわかった。

では独立のメリットは何なのだろうか。一番多かったのは「働き方の自由度が増す（58.6%）」という声だ。自分の都合で仕事の調整ができるため、家族のサポートができる、無駄なく収入を得ることができるなど、メリットは大きい。

事業の立ち上げ時に苦労したこととしては「資金の準備（28.0%）」や「経営ノウハウ（24.1%）」「人脈（20.2%）」「設備投資（10.2%）」があがった。一から事業を立ち上げて軌道に乗るまでには時間がかかるため、資金や収入面での苦労エピソードが多く集まった。

実際に個人事業主として事業を展開している人に「企業成功の秘訣」を問うと、「収入を得るまでには最低でも2ヵ月ほどかかることを頭に入れておくべき」「金銭面で負担を負わないことが重要」など金銭面に関するアドバイスが多く、６割近くの人が「初期費用を抑えたほうがいいと思う」と回答した。

実際に抑えた費用にはどんなものがあるのだろうか。一番多かったのが「事務所の家賃（25.9%）」次いで「備品代（19.4%）」「人件費（17.9%）」「広告費（13.6%）」「仕入れ（10.8%）」などがあがった。

同社はこの結果を受け、様々なところで初期費用を抑えて立ち上げ期の資金繰りを工夫することが、成功につながるのだろうと結論付けている。

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