新規事業の創出・育成組織「Gaiax STARTUP STUDIO」を持つ株式会社ガイアックスは、初面談から事業開発・実証実験・投資まで全てを完全オンラインでサポートする、新しい起業支援の提供を行っている。
事業開発から投資までの5ステップをオンラインで
最初のステップとなる事業相談については、データの共有はクラウドで、面談はビデオ会議ツールを利用。事業アイデアの壁打ちから事業開発手法のレクチャーまで、すべてオンラインにて実施する。
その後事業内容に精通したメンターがslackなどのチャットツールを活用し、定期的に情報交換やアドバイスを行うとしている。
また、事業開発や実証実験に関しても、クラウドツールを活用することによりサポートできるという。
同社出身の起業家や出資先の起業家などと行なっているオンライン情報交換会への参加も可能だ。
プレシード期から最短1カ月で数百万円の出資が可能で、契約は対面不要なクラウドサインで行うとしている。
地方や海外在住者に加え、アイデアに意見やアドバイスが欲しい人、事業アイデアはあるが顧客ニーズの検証方法がわからない人などを、幅広く支援していきたいとしている。
同支援に関する問い合わせや応募については専用サイトにて確認できる。
住む場所や環境に左右されないコロナ時代の起業支援
同社によると、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は起業家にも大きな影響を与えており、今後は地方にいながら起業し働き続けるという選択肢が増える見込みだという。
またコロナ禍において、候補者へのアドバイスや投資先の事業開発をオンラインで行ってみると、直接会えないデメリットよりも、活動範囲の制約や移動のコストがないというメリットの方が大きいという。
そこでwithコロナ・afterコロナの時代において、住む地域や環境を選ばずに起業をサポートできるよう完全オンラインで行うことを決めたそうだ。
住む地域や環境に制限されないスタートアップスタジオとして、国内のスタートアップスタジオ各社と協力して支援。オンラインイベントや専用のツールを活用し、年内で500件のアドバイスと10件以上の投資・支援を目指すとのこと。
既に起業している起業家のみならず、海外や地方在住者、若手ビジネスパーソンなど起業意思がある人全てが対象だという。
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