HOMEライフスタイル コオロギを原料にしたクラフト瓶ビールが登場!苦味とコク、キャラメルの風味が特徴

コオロギを原料にしたクラフト瓶ビールが登場!苦味とコク、キャラメルの風味が特徴

Yuka Haga

2020/05/27(最終更新日:2020/05/27)


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株式会社Join Earthが運営する昆虫食ブランド「ANTCICADA」は5月24日(日)、コオロギを原材料に使用したビール「Cricket Dark Ale」の販売開始を発表した。

5月23日(土)~6月21日(日)の期間、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて、瓶ビールの先行販売を開始している。

コクと旨味を楽しむコオロギビール

コオロギビール「Cricket Dark Ale」は、国産のフタホシコオロギを使用した黒ビールで、焙煎したコオロギとローストモルトを麦汁に加えた。

使用するコオロギは、太陽グリーンエナジー株式会社が室温や湿度を徹底管理した環境下で、社食ロスの野菜などを餌に飼育している。収穫後にも、丁寧に洗浄と熱処理をするなど、安全面にも配慮している。

同ビールは、コーヒーやカカオ、強く焦がしたキャラメルやカモミールの香りで、口のなかで苦味とコク、キャラメルの風味が広がるという。

現在は、ビール製造の過程で残る「ビール粕」を餌にした飼育でのビール開発にも取り組んでおり、よりロスの少ない環境で商品開発に努めるとしている。

ラーメンやコース料理も提供予定

同社は昆虫食を広める取り組みをしており、タガメのクラフトジン「タガメジン」や、昆虫発酵調味料「コオロギ醤油」などを開発してきた。

昆虫食を研究し、未知の食材を楽しんでほしいという思いから、コオロギビールが誕生したという。

今年の3月には渋谷PARCOにてコオロギビールのポップアップ販売を開催。想定よりも多い数が売れ、再販の声も数多くあったという。お土産で持ち帰りたい人や、遠方の人でも楽しめるように、今回瓶ビールの製造に至ったそうだ。

今後は、コロナウイルス収束後に開店予定のレストラン「ANTCICADA」で、2種類のコオロギで出汁をとったラーメンや、旬の虫を使ったコース料理を提供するという。

【コオロギビール「Cricket Dark Ale」概要】

使用素材:フタホシコオロギ(福島県産)・麦芽・ホップ・酵母
内容量:330cc
製造:所沢ビール
企画・原案:ANTCICADA、遠野醸造
販売:クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて先行販売

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