副業として地方で働くことができるサービス「ともるい」を運営する株式会社Ripariaは、都会にいながら自分のスキルで地方に貢献できるサービス「つるのて」の提供を行っている。
愛着ある地を自分のスキルで支援
「つるのて」とは、都会にいながら自分のスキルで地方に貢献できるサービス。サービス名には、「鶴の恩返し」や「孫の手」といった意図が込められているという。
都会に住んではいても、生まれ故郷や地方の思い出の場所を大事に思っている人もいるだろう。自分の持っている知識やスキルを使って、愛着ある場所の支援につなげたい人と、地域のニーズを結び付けるのが「つるのて」だ。
あくまでボランティアの活動
支援したい人は、知識やスキルを無償提供して社会貢献するボランティア活動=「プロボノ」として参加してもらうため、基本的には金銭のやりとりは生じない。自分にできる小さなことから投稿可能だという。
例えば、「ZOOMの使い方教えます」「オンラインイベントの企画手伝います」「テイクアウト用のチラシ作り手伝います」「◯◯の相談乗ります」といった内容のスキルを提供することができる。
登録後、SNSで発信
利用方法は以下。
まず、手伝いをしたい人は「つるのて」に登録し、自分にできることを投稿してSNSで発信。それを見た地方の人(企業)が興味を持ち応募。匿名でのチャットでのやり取りを経てマッチングが実現したら、実際にお手伝いを実行、という流れとなる。
地方の人が手伝ってもらうまでの手順は、まず「手伝ってもらうこと」を見つけたら、「つるのて」に登録し、スキルを持っている人に応募する。同様にチャットでのやり取り後、実際に手伝ってもらう。
同社が運営している「ともるい」では、やって欲しいことを地方側からリクエストすることもできるので、上手に使い分けたい。
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