中小企業診断士の通信講座「診断士ゼミナール」を運営する株式会社レボは4月15日(水)~16日(木)の2日間にわたり、従業員数300名以下の会社経営者1,112人を対象に、「中途採用」に関するインターネット調査を実施。現在その結果を公開している。
中途採用には即戦力を期待
「中途採用の際に最も重要視することは何か」と調査したところ「人柄」が32.1%、「スキル」が31.6%、続いて「経歴」が20.3%という結果に。
また、「中途社員に期待することは何か」という問いに対し、半数以上の人が「即戦力となって活躍してくれること」と回答。
同社によれば、新しい職場で即戦力になるためには、新しい職場への順応力や、これまでのスキルやノウハウを最大限に活かして仕事に取り組む姿勢が大切だとしている。
コミュニケーション能力や協調性も重要項目
採用してから期待外れだと感じた中途社員の特徴としては「コミュニケーション能力が乏しい(40.5%)」「前職のやり方にこだわる(35.6%)」「期待していたスキルやノウハウを持っていなかった(35.3%)」「面接で話していたことに偽りがある(25.7%)」という回答があった。面接の際に自分をよく見せようと必要以上に期待値を上げてしまったりすると入社後にがっかりされることがあるそうだ。
また、採用時に「残念な人だなぁ」と思う人の特徴では「協調性がない(44.3%)」「自信過剰である(37.8%)」という回答が多かった。
同社はこれを受け、「例えば、人の話を遮ったり、自分語りをしたりということが、知らず知らずに癖になっている人は要注意」と注意喚起している。
これから転職を考えている人もそうでない人も、行きたい業界で求められる人材になるためにしっかりとビジネススキルや協調性を磨き、自分の魅力を伝えられるようにしておきたいものだ。
今回のアンケート調査について、その他の結果や詳細については同社プレスリリースにて確認ができる。
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