自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティを運営する非営利支援団体「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」 は、フリーランスと会社員に対するコロナ禍の意識変容調査を実施。その結果を公開している。
収入は減、テレワークは増
収入
同調査によると、フリーランスの約9割が新型コロナウイルス感染拡大により「業務に影響があった」と答え、7割以上が「収入が減った」と回答した。
また会社員パネルでも、3割以上が「収入が減った」と回答。一概に「会社員=安定」とも言い切れない実情が見て取れるという。
テレワーク
フリーランスパネルでは「コロナショック前からテレワークを導入していた」と答えた人は54.1%、「コロナショックを機にテレワークを活用」したと答えた人は17.4%と、高い数値だった。
一方、会社員パネルでは「コロナショック前からテレワークを導入していた」と答えた人は35.9%だったが、「コロナショックを機にテレワークを活用」したと答えた人は41.7%で、情勢を受けて企業でのテレワークの導入が急速に進んだことがわかるという。
働き方変化の展望も
働き方
「アフターコロナの世の中では、働き方はどのような方向に進むと思いますか」という質問に対して、フリーランス・会社員ともに、「時間・空間の制約からの解放」が進むと思う人は、それぞれ72.5%、81.6%と高かった。
また、「地域コミュニティ・疑似コミュニティ(SNS など)の活性化」が進むと答える人は、フリーランスで56.6%、会社員では59.4%と、半数以上の人がコミュニティの活性化が進むという展望をもっていた。
資料では、Beforeコロナ時と比較し、働き方に関する意識はどのように変わったのか、不確実性の高い「Withコロナ時代」の働き方をどのように見ているのか、さまざまな意識調査の結果がまとめられている。詳細はコロナ禍でのフリーランス・会社員の意識変容調査結果(PDF)から閲覧が可能。
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