HOMEビジネス コロナの影響は二極化!特に影響を受けたBtoBクラウド・ブライダル・旅行業界のAI分析レポート

コロナの影響は二極化!特に影響を受けたBtoBクラウド・ブライダル・旅行業界のAI分析レポート

Yuka Haga

2020/05/24(最終更新日:2020/05/24)


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イメージ画像/AdobeStock

株式会社WACULの社内研究所WACUL Technology&Marketing Lab.は、新型コロナウイルスが与えた影響をデジタルマーケティングの観点でまとめたレポートを公表している。

コロナショックの影響は二極化

AIアナリストのデータから見るコロナショックの影響」では、特に影響を受けたと予測される、BtoBクラウド・ブライダル・旅行業界を対象に調査を実施した。

対象業界の中から、コンバージョンポイントが極端ではない100サイトを選択して分析を行ったという。

データ収集を行なった業界およびセグメント

BtoBクラウド業界は、テレビ会議ツールなどのリモートワークに必要なサービスが伸びており、2月には訪問者数が前年比約30%増、4月には同比約50%増という結果となった。

中でもテレビ会議ツールなどは新型コロナウイルスの影響で、インターネット経由の見込客が前年の10倍以上を獲得しているという。

一方、旅行業界は、交通・宿泊・アクティビティなど全項目において大きな影響を受けている。

訪問者数は、2~4月にかけて急速に減少しており、コンバージョンはが平均90%減少という結果となった。

今後のキャリア指標にも

同社は、AIを活用してデータ分析を自動化した、デジタルマーケティング改善提案ツール「AIアナリスト」を提供している。

4月30日時点で国内のウェブサイトを中心に3万2000サイト以上に提供しており、1カ月で約47億セッションのデータを保有しているという。

新型コロナウイルスの影響が各業界に出ていることを受け、同社は今回デジタルマーケティングの動向をレポートにまとめた。

業界トレンドを把握することで、今後のキャリアや働き方などを考える上でも指標となるだろう。

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