株式会社ソーシャルデザインプラスは7月、ソーシャルセクター(NPO)の運営のあり方を勉強する「ソーシャルデザインことはじめ講座」を開催する。
ソーシャルデザインを学ぶ
環境問題や貧困、差別、自立支援など様々な社会問題に対して解決策を「作り出していく」活動をソーシャルデザインという。日々暮らしていく中で問題意識を持っていても、自分にどんなことができるのかわからず、なかなか行動できない人も多いだろう。
今回の講座では社会の課題や取り組むべきことを学びながら自分の経験を生かしてどのように活動していったら良いのかを知ることができる。
このプロジェクトの目的は資金調達、経営、営業やマーケティングといったノウハウを持っている人とソーシャルセクターを繋げることだ。NPOの職員として働いている人だけでなく、会社員として働きながら活動していきたい人や自分のスキルを活かして貢献したいという人も参加が可能だ。
講座終了後には参加者同士のネットワークも作れるので同じ志を持った仲間が見つかるかもしれない。
参加者のニーズを踏まえ次回講座内容を検討
株式会社ソーシャルデザインプラスはソーシャルセクターと個人・企業が一緒になってプロジェクトに取り組むプロジェクトを主導するために今年の1月に設立された企業だ。
今後ソーシャルセクターを長期的に安定して運営していくためには、ボランティアだけでなく、様々なノウハウを持った個人や企業がより踏み込んだ立場で、ともに長期的に関わっていける仕組みづくりが必要だとしている。この講座は、そのための活動の一環だ。
今後の展開としては、参加者から出てきたニーズを参考にしながら、次回の講座を作っていく予定だという。
【関連記事】
従業員は企業が社会的課題に取り組むことを期待、そうでない場合企業は従業員を失う可能性も:調査結果
企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援するソフトウェア企業のアトラシアン株式会社。 同社は最近実施した企業人への調査から、従業員は自らが働く企業が環境、ヘルスケア、生活費など社...
ポスト・コロナ時代に社会変革のスタートラインに立ちたい人のための『SOIL for change makers』が始動
ハバタク株式会社と一般社団法人Earth Companyは4月20日、よりよい社会の実現に向けて行動を起こす個人を対象としたオンラインのプログラム『SOIL for change makers(...
アスタミューゼが「理系の仕事観」調査を発表。コロナの影響で4割以上が「社会課題を解決する仕事」への意欲が向上
アスタミューゼ株式会社は4月6日~14日に、研究・技術・開発・専門職などの理系職において、SDGsや社会課題、仕事、転職などの価値観に関するアンケート調査を実施した。 調査は、同社が提供す...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう