テイクアウト情報検索「BenTo Go」がタクシー会社と連携、地域密着デリバリーサービス実施中

2020/05/18（最終更新日：2020/05/18）

宮城県気仙沼市にあるITベンチャーの変幻自在合同会社は、株式会社気仙沼観光タクシーと連携し、テイクアウト情報検索プラットフォーム「BenTo Go」を活用したデリバリーサービスを宮城県気仙沼市内で実施している。

地域の新鮮な情報をスピーディーに反映

「BenTo Go」は飲食店がスマホで簡単・無料・すぐにテイクアウト情報が公開できるwebサービスとして、4月30日（木）にベータ版をリリース。

操作がシンプルでわかりやすいため、一般ユーザーにとっても、簡単に近くの登録店のテイクアウト情報やデリバリー対応の可否がわかる仕組みとなっているという。

今回、気仙沼観光タクシーが新型コロナ対策として実施する「デリバリー BEXI」で収集した飲食店の情報を「BenTo Go」と連携することで、地域の新鮮な情報をスピーディーに登録・更新できる体制が整ったそうだ。

同社は気仙沼をケースモデルとして、地域密着で食料等配達サービスを行うタクシー会社にプラットフォームを無償で提供しながら、連携企業とエリア拡大をはかっていくという。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、全国的にテイクアウト需要が高まり、首都圏では大小さまざまな企業がデリバリーサービスを提供しながら自粛生活を支えている。

一方、そのようなサービスが対象外となる地域では、配達の希望に対して情報やデリバリーなどのインフラ、全体を回すノウハウや人手が不足しているという。

そこで同社は、地場のタクシー会社がもつ情報収集力と交通インフラサービスに、データ管理と発信能力を備えたプラットフォーム「BenTo Go」を活かしたデリバリーサービスを開始。

今後も気仙沼観光タクシーに限らず、デリバリー対応が可能な会社で、プラットフォームへの掲載を希望する企業を順次追加し、デリバリーのリソースを増やしていきたいとしている。

参考：BenTo Go

【関連記事】

農業生産者の採用支援をする株式会社West Fieldは、農業x副業のサービス「農 Side Jobs」のプレメンバーを募集している。今回は、関東地方（東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木...

株式会社FromToは、地方で暮らす・働く第一歩を支援するふるさと開拓サービス「flato」のトライアル版として、“地方で暮らす＆働く”経験談をシェアできる相談機能を7月にリリースする。 ...

U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう