RUNWAY Designは、郵便のクラウド管理サービス「atena」の提供を始めた。
利用者は、LINEやSlackなどで配達状況を確認しながら、郵便物の受け取りや管理ができる。
スマホで郵便内容をチェック
「atena(アテナ)」はクラウドで完結する郵便受け取り・管理サービスで、個人・法人問わずに利用できる。
登録後にユーザー専用のクラウド上の住所が発行され、その住所に送られた郵便物をシステムが代行して管理するという仕組みとなる。
届いた郵便物はクラウド上で写真とともに表示され、閲覧・削除・転送・スキャンを選択できる。
郵便物の配達状況は、LINEやSlackなどで随時確認できるので、郵便管理の手間を削減できるという。
テレワーク中の法人やフリーランス、海外在住者の窓口、ペーパーレス化したい個人など、幅広く利用できるサービスだ。初期費用は不要で、月額980円から。
郵便もクラウド管理できる時代に
同社によると、新型コロナウイルスの影響で、テレワークを取り入れる企業が増加している一方、郵便物の管理など一部の業種では出社が求められているという。
TDMテレワーク実行委員会が加盟24社に実施した「アンケート調査」では、60%の企業が請求書処理などの業務のために出社したという結果も。
同社は、書類の電子化対応などペーパーレス化を含めたこれらの課題解決に向け、郵便物のクラウド管理サービスを開発したという。
今後は、コワーキングスペースやシェアハウス、不動産管理企業などと連携し、受け取り拠点を増やすとしている。
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