特定非営利活動法人開発メディアは、NPOメディア「ganas」やその活動支援を目的に「ganasサポータズクラブ」を発足し、会員を募集している。
入会者には、途上国支援プロジェクトへの参加や勉強会の開催、ライティングや情報発信などのテクニックを習得する機会などを提供するという。
途上国・国際協力がテーマのNPOメディア
2012年創刊のNPOメディア「ganas」は、途上国や国際協力・開発をテーマに、途上国の情勢や文化、開発トレンド、国際協力、BOPビジネスの動向などを発信している。媒体名はスペイン語で「やる気」を意味し、学生や若い社会人などのボランティアが中心に執筆をしているという。
2020年からは「行動するメディア」として、情報発信に加えて難民への出張クッキングや洗濯サービスなどの支援に取り組んできたが、さらなる支援拡大を目指し「ganasサポーターズクラブ」の発足に至った。
国際協力へ興味がある人はもちろん、起業や独立に必要なスキルを身につけたい人、文章や情報発信のテクニックを学びたい人、メディア・広報・マーケティング担当者などが対象となる。
スキルを高めながら国際協力が実現
「ganasサポーターズクラブ」には、サポーターとパートナーの2種類の加入方法があり、入会者には、途上国支援プロジェクトへの参加や勉強会の開催、ライフスキルを高める機会などを提供する。
サポーターは月額1000円で、途上国の情報発信と日本の若者のスキルアップ支援、プロジェクトの企画・参加、勉強会などのイベントの企画・参加、オフ会への参加、自身のブログを「ganas」へ掲載することができる。
パートナーは月額2000円で、サポーターと同内容に加えて、「ganas」の提供プログラムへの割引価格での参加、記事内容のリクエスト、記者との交流会への参加ができる。
自身の行動がメディアの成長に繋がる
支援を元に、まずは「ganas」編集部の体制を強化して情報量を2~3倍に増やすとともに、記者の育成に取り組むことで、記事の質向上を目指すという。
入会者は、途上国や国際協力の勉強会のほか、メディア記事やセールス、キャッチコピー、広報文など、幅広いテーマのライティング、デザイン、写真・動画撮影、ファシリテーション方法などを学ぶ機会もあるという。
学んだスキルを活用して記事を執筆をしたり、自身のブログを作成したりと、情報発信の方法を習得することも可能だ。
さらには、途上国支援プロジェクトの新規立ち上げやイベント運営など、「行動するメディア」としての側面にも注力。プロジェクトに関わることで、ganasが提供する支援を拡大させながら、企画力・運営力などの自身のスキルアップにも繋げることができるとしている。
入会希望者は、「ganas」公式サイトから申し込みができる。
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