社員の幸福度を高めることで、企業の中長期的な成長を支援する「社外CHO(Chief Happiness Officer)」サービスを提供する株式会社スペサン。
同社は、新型コロナウィルスによって働き方が激変する中、コミュニケーション不足の解消と心身の健康維持を目的とし、想いに賛同する企業と共に「HAPPY LINK PROJECT」を実施している。
激変する環境下で心身の健康を保つ
同プロジェクトはFacebookのグループ上で行われ、参画企業の社員は、オンラインで開催される様々なコンテンツに参加することが可能となっている。現在は、ストレッチ・ヨガ・瞑想などといったコンテンツが提供されており、順次拡大していくという。
同社によれば、新型コロナウィルスによりリモートワークが常態化すると、業務外の雑談などのコミュニケーションが減り、心に余裕がなくなったり、1日中デスクに向かっていて肩こりや腰痛がひどくなったりと心身の健康に悪影響が生じることも。
同プロジェクトでは、自宅でできる簡単なアクティビティのレクチャーや、コミュニケーションが取れる場を提供し、こうした状況の解決を目指していくという。
社員同士が企業の枠を超えてつながる
同社によると、現在社員のエンゲージメント向上や幸福度の向上に取り組んでいる企業も多く、幸福感の高い社員はそうでない社員に比べ、創造性は3倍になり、生産性は31%高く、売上は37%高いとの研究結果もあるという。
企業の業績にも大きな影響を及ぼす、インナーコミュニケーション・インナーブランディングの領域だが、それを担う者同士の横のつながりはあまり作られていない印象もあるそう。
この領域に感度の高い企業が集まり、社員同士が企業の枠を超えてつながることで、ノウハウを共有し、各企業の更なる成長に貢献できると同社では考えている。同プロジェクトは、そのための交流の場になることも目指しているという。
今後はコンテンツの拡充をはかる
プロジェクト発足チームには同社の他、株式会社アカツキ、サイボウズ株式会社が参画しており、順次参画企業は増えていく見込み。
運営は無料で、グループ内のコンテンツは各企業が相互に提供している。Facebookグループは非公開のため、参加が承認された企業に所属する社員のみが参加可能となっている。
今後は共通の趣味を持つ人同士の座談会やオンライン飲み会など、コミュニケーションのきっかけとなるコンテンツの拡充を目指すという。
問合せなどの詳細は同社プレスリリースでも確認できる。
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