株式会社Unitoは、「unito CHIYODA」にオフィスを持つことができる「SOHOプラン」の提供を行っている。
「SOHO」とは「Small Office Home Office」の略語であり、小さなオフィスや自宅を仕事場とする働き方、またはその仕事場や物件のことだという。
月額1万8000円から法人登記やワーキング利用が可能
同プランでは、月額1万8000円(税別)から「unito CHIYODA」に法人登記の所在地を設定できるほか、作業や打ち合わせスペースを利用できる。郵便物や荷物の受け取りを代行する私書箱の設置も可能だ。
unito CHIYODAは、暮らしの最適化を求めて同社が独自に開発した住居で、今年4月にオープンした。
生活に必要な備品や、風呂・キッチンなどの施設が揃っており、ホテルに泊まるように暮らし始めることができるという。
今回スタートした同プランの料金は初期費用が3万円(税込)で基本料金は1万8000円(税別)。その他オプション等については同社プレスリリースで確認できる。
出勤しない日は賃料がかからない
同プランは、コワーキングスペースではなく、自分だけのプライベートオフィスとしての利用も可能。Podと呼ばれるデスク付きのプライベート空間を1カ月から利用できる。
Podを利用しない日を事前に申請することで短期利用者にPodを貸し出し、その分の賃料を下げる「Re-rent」という方法を活かし、固定化した賃料の支払いがないのが特徴だという。
Podの利用に関する料金等の詳細・申し込みについては専用サイトで確認できる。
家と隔離された最低限のオフィスを求める声
今般の新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わった人も少なくないだろう。
同社によれば、オンラインでできることとできないことが明確化されたことで、オフィスを手放す企業も徐々に増えており、「たまのミーティングなど、直接顔を合わせるのはレンタルのミーティングスペースで十分」との声もあるという。
働く場所が暮らす場所に近づいた一方で、暮らす場所と働く場所が同じという状況によるストレスを感じる人も増えてきているそうだ。
同プランは、「従来の広いオフィスは必要ないが、暮らす場所と隔離された最低限のオフィス環境がほしい」というニーズに応えたものだという。
【関連記事】
【日本初】宿坊でテレワークができる宿泊プラン「寺ワーク」がスタート
株式会社シェアウィングは4月30日、運営する「お寺ステイ」の宿坊を、テレワークスペースとして利用できる宿泊プランの提供を始めた。 5月1日(金)〜5月31日(日)の期間、5カ所の宿坊にて「...
ドーミー・ドーミーイン、2食付きの「社会人向け支援プログラム」を6月より提供!月額7万円~の特別価格
株式会社共立メンテナンスは、同社が展開する住むホテル「ドーミー」とビジネスホテル「dormy inn」にて、社会人向け「新型コロナウイルス就業支援プログラム」の提供を6月1日(月)から期間限定で...
新社会人の住まいにも!インフラ・家具家電完備の月額賃貸パッケージ「ワンプライス賃貸パック」が誕生
OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN株式会社は4月16日、同社が運営する住まいのサブスクリプションサービス「OYO LIFE」にて、予約手数料など初期費用含め...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう