HOMEビジネス 在宅勤務のメンタルケアに!AIがチームの心にアプローチする「emol work」スタート

在宅勤務のメンタルケアに!AIがチームの心にアプローチする「emol work」スタート

さえきそうすけ

2020/05/09(最終更新日:2020/05/09)


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emol株式会社は5月7日、AIを用いてチームの心にアプローチするリモートオフィスSaaS「emol work(エモルワーク)」をリリースした。

同社は昨年12月にベータ版をリリースし、トライアル導入企業は40社にのぼる。この度の正式版リリースにあたりプロダクトを大幅に改善したという。

AIとの会話で悩みを引き出す

emol workは、チームメンバーの悩みを互いに共有し、チーム全体で解決方法を考え、悩みをなくすことを目的としたサービスである。

認知療法・認知行動療法やアクセプタンス&コミットメント・セラピーに基づいた簡易のカウンセリングやコーチング・雑談などをAIと交わし、「何に悩んでいるか言葉にしにくい」「なんかモヤモヤする」といった悩みを引き出す質問をAIが投げかけてくる。

AIとのチャット会話は他の人に見られる心配がないので、安心して悩みを吐き出すことができるという。

匿名の悩みをチームで共有する悩みボード

AIに吐き出した悩みは匿名で1つ1つポストイットで悩みボードに貼り出され、チームのメンバーがステッカーを貼ってマークをつけたり、ポストイットの位置を移動したりでき、楽しみながら共有できるという。

アドバイスや意見などをコメントし、チーム全体で悩みを解決に導いていくことができるとしている。

心理的安全性の高いチーム作りが可能に

同社によれば、このサービスを利用することで心理的安全性の高いチーム作りが可能になるという。

悩みボードを公開にすると、ゲストユーザーが閲覧やコメントすることができるので、ウェビナーやオンラインイベントでの参加者の悩みの共有や解決の場としても活用できるそう。

同サービスのトライアルに参加した利用者からは「emol workだとメンバーのメンタル状態が確認できるので助かる」「AIになら正直に自分のこと話せるし、チームメンバーに公開する情報も匿名なので安心」といった声が寄せられているという。

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