グローバルな人材サービスを提供する、外資系人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社。
同社は4月30日、新型コロナウィルス感染拡大に伴いテレワークが急増する中、メンタルヘルスを保つための方法について、独自に最新の分析を行い7つの方法を公開した。
テレワークでメンタルヘルスを保つための7つの方法
同社が提唱する「テレワークでメンタルヘルスを保つための7つの方法」は以下のとおりである。
1.仕事専用のスペースを確保する
自宅に仕事用の個室がない場合、できる限り専用のスペースを見つけそこで仕事をする。このスペースに集中を妨げるものを置かないようにする。
これにより集中力を維持できるとともに、仕事以外は自宅での時間を楽しむことができるという。
2.生活のリズムを保つ
テレワーク勤務でも、これまでの生活リズムを保つように心がける。定刻に起床し、着替え、デスクに向かいメールに目を通し、その日の仕事の手順を決める。
業務後は仕事以外のことに気持ちを切り替え、バーンアウトしないように注意が必要。
3.コミュニケーションを重視し、孤立しないよう心がける
在宅勤務の成功のカギを握るのはコミュニケーションだという。
同僚とのコミュニケーションを支障なく行えるようなツールを選択すべきだが、その際使用するツールは多すぎない方が賢明だ。
普段オフィスで交わすような自然な対話も大切にしてほしいとしている。
4.お互いの顔を見ながらコミュニケーションをとる
同僚と話す際はできるだけビデオ通話の活用がおすすめだという。電話会議よりもお互いの顔を見ながら話す方が、相手とのつながりを感じることができる。
その際はビジネスカジュアルな服装を心がけ、背景に無駄なものが映り込まないよう注意する。家族やペットが通話中に入って来ないよう、事前に対策を講じた方がよいとしている。
5.積極的に休憩をとる
テレワークでは作業が単調になりがちだ。
在宅勤務では、オフィス勤務時よりも積極的に休憩をとり、仕事から離れる時間を持つことが大切。散歩や料理、電話でのおしゃべりなどがおすすめである。
短い休憩を挟むことで仕事への集中力もアップし、結果的に生産性やメンタルヘルスの向上につながるという。
6.健康を維持する
テレワークを円滑に行うために、健康を保つことは非常に重要だ。
食事と睡眠を十分に取り、適度に身体を動かすことが大切だという。通勤に費やしていた時間を健康維持のために使い、生産性とコンディションの向上に役立てることをおすすめしている。
7.1日を振り返りモチベーションを維持する
仕事を終える前に、その日に達成したことを振り返ってみるとよい。
達成したことや達成に向け取り組んだことを意識的に振り返ることは、仕事に対するモチベーションを維持するのに役立つという。
今後も中長期的に今のような状況が続くことが予想される。心身ともに健康にテレワークを続けるために、同社による提案を参考にしてみてはいかがだろうか。
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