HOMEビジネス 会社のオンライン飲み会に参加したくない人が約7割。一方で社員同士の交流の意義を再確認できるとの声も

会社のオンライン飲み会に参加したくない人が約7割。一方で社員同士の交流の意義を再確認できるとの声も

鈴木京

2020/05/01(最終更新日:2020/05/01)


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イメージ画像:AdobeStock

女性向け総合メディアのLip Popは4月25日、会社のオンライン飲み会について実際にどう思っているかのヒアリングを実施し、4月27日に調査結果を公開した。

会社のオンライン飲み会が増加

同社によると、新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加に伴い、オンライン飲み会(Zoom飲み会)を開催する会社も増えてきているという。

今回の実態調査は、10代~50代の男女を無作為に抽出して「参加したいか、その理由」と「欠席するときのベストな言い訳」についてヒアリングを実施した。

回答者は20~40代が中心、男女比半々

回答者の属性は男女比がほぼ半々で、年齢は20~40代が中心。会社のオンライン飲み会に参加したいかしたくないかとその理由、欠席時の言い訳について、オンラインで調査を行った。

参加したくない人は7割

調査の大まかな結果は以下となる。

まず「会社のオンライン飲み会に参加したいか?」という質問に対し、約7割が絶対に参加したくない・できれば参加したくないという回答だった。一方、3割は参加したいという結果に。

年齢別に見ると、30代が最も参加に積極的で、40代、50代になっていくと参加したくない割合が増加。20代も参加に消極的だった。

オンライン飲み会に参加したくない理由としては、「飲み会のための準備(背景・おつまみ・お酒)を自分でする必要があって面倒」、「終電などで抜けられないため長くなる」のほか、「自宅のプライベート空間を不用意に晒したくない」、「家で家族とのんびり過ごしたい」というような声が挙がっている。

参加したい理由とは?

一方、会社のオンライン飲み会に絶対に参加したい理由としては、「実際にやってみたら楽しかった」、「それぞれの自宅で好きなものを用意して、時間を気にせずできる」、「断然家で飲む方が安い」、「何気ない日常の会話が気づかぬうちにストレスのはけ口になっていたり、自身の仕事のリズムを構成する必要なものだと気づいた」といったことが挙げられた。

社員同士の交流の意義を再確認したり、会社だけの付き合いでは見られない側面に触れられるなど、オンライン飲み会にはメリットも多い。気軽に参加できる交流の場として機能することが期待される。

会社オンライン飲み会調査データ

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