株式会社アイネット証券は4月13日、資産運用や資産形成に興味のある20代~50代の男性1,121人を対象に、「おうち時間の活用方法」に関する調査を実施。その結果を4月23日に公表した。
「時間に余裕ができた」との回答多数
はじめにコロナウイルスの感染拡大の影響でどのくらい時間ができたかを尋ねたところ、「休日に外出する分の時間ができた(17.6%)」「通勤時間分の時間ができた(16.8%)」「飲み会に行っていた分の時間ができた(15.2%)」という回答を得た。
外出自粛により休日を家で過ごしたり、テレワークが始まった企業が増えたりして、以前よりも時間に余裕ができた人が多いようだ。
仕事に活かせる勉強や資産運用の情報を収集
では、その空いたおうち時間を皆どのように過ごしているのだろうか?
調査の結果、「仕事に活かせたり知見を広げたりするための勉強(37.7%)」との回が最も多く、次いで「資産運用のための情報収集(25.8%)」「資格取得のための勉強(14.5%)」「語学学習(5.8%)」と続いた。
空いた時間を仕事に関連する勉強や、資産運用についての情報収集に費やす人が多いことが明らかに。
その理由は、「空いた時間を有効的に使うため(48.3%)」との回答が最多で、「今までなかなか時間を作れなかったため(26.2%)」「知識やスキルアップのため(14.6%)」「何か新しいことを始めたかったから(3.8%)」と続く。
資産運用、資産形成のために何してる?
時間に余裕ができたことで始めた人が多かった資産運用についてだが、「資産運用や資産形成をするために準備をしている理由」を尋ねた。
これには「定年後の生活のため」「コロナの影響で株価が下がっているので、買い時を見定めている」「老後の資金が必要だから。また子供に遺産相続するため」といった回答が寄せられている。
具体的に何をしているのかというと、「投資の仕組みについての勉強」との答えが最多で、次いで「専門知識の勉強」「経済についての勉強」「運用会社についての情報収集」と続く。
同社は、資産運用・資産形成と聞くと難しいイメージを抱く人が多いことから、「何から始めていいかわからない」という人々が、この空いた時間を活かしてわからないことや知識を深める勉強を始めているのだろうと推測している。
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