ソフトバンク系列・SBテクノロジー株式会社の子会社であるリデン株式会社は、オープンイノベーション農業プラットフォーム「agmiru(アグミル)」を運営している。
この「agmiru」でプロ農家として活動している武井敏信氏が、一般社団法人APバンクの提供する『GREAT FARMERS TO TABLE(グレートファーマーズトゥーテーブル)』プロジェクトの設立メンバーとして参画したことが4月17日に発表された。
農業プラットフォーム「agmiru」
2019年8月末に、データ活用による確実性の高い農業経営を実現する農業プラットフォームとしてリニューアルした「agmiru」。若手農家からプロ農家、有識者まで幅広く意見交換ができる環境を提供している。
この「agmiru」でプロ農家として活動する武井敏信氏は、食に興味がないサラリーマンから農業を始めて19年のベテラン。出荷した作物がどのように使われるかも意識し「品種」と「出荷品質」に配慮しながら農業経営を行っているという。
小林武史氏、櫻井和寿氏らが参画するAPバンク
武井氏をプロジェクトの設立メンバーに迎えてスタートする『GREAT FARMERS TO TABLE」。
このプロジェクトを主催するAPバンクは、音楽プロデューサーの小林武史氏、ミュージシャンである坂本龍一氏とMr.Children・櫻井和寿氏が立ち上げた、自然エネルギーをはじめ、環境に関するさまざまなプロジェクトに融資を行う非営利組織だ。
食の生産者と消費者をマッチング
同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響に伴う外出自粛や飲食店の営業自粛要請により、飲食店向けの生産物の出荷ができなくなった食の生産者と、外出・外食を自粛し宅内での生活を余儀なくされている消費者のマッチングが目的だという。
具体的には、飲食店のシェフの協力を得て、店舗で使用する食材の生産者情報を載せたポータルサイトをスタート。
同プロジェクトの実施により、自宅での食生活をより豊かにすること、非常時における食生産者と消費者の双方の課題を解決していきたいとしている。
GREAT FARMERS TO TABLE/公式サイト
agmiru
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