採用・EXを支援するHeaR株式会社は、テレワークにおける従業員同士のコミュニケーション不足を解消するためのアイディアブックを無料で公開している。
同アイデアブックは、研修のアイディアや会社理解のコンテンツ、社員同士のコミュニケーションの方法など、10種類のアイディアが盛り込まれたビジュアルブックである。
キーワードは「EX(従業員体験)」
同社によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレワークを開始した企業から、「社員同士のコミュニケーションが減った」「社員が抱える不安や悩みがわからない」「テレワークの孤独感が強い」「新しく入ったメンバーが馴染めない」といった声があがっているという。
同社は、「EX=Employee Experience(従業員体験)」を向上させることがこの様な悩みを解決に導く一助と考える。
会社にいれば従業員は他のメンバーと接点を持ち、その中で発生する「体験」を構築できる。
テレワークにおいてもこの従業員体験の機会を増やせば、遠隔での仕事でもチームワークが深まり、早期離職の防止やカルチャーの浸透などの効果が期待できるという。
ビブリオバトルや社内報の制作をオンラインで
そこで同社では、従業員体験向上のためのアイディアを無料でダウンロードできるようにした。
同社のメンバーが検討したり、実践したりしてよかったアイデアを10個紹介している。
一例をご紹介しよう。
・オンラインビブリオバトル
ビブリオバトルとは本を3分間で紹介し、参加者が読みたいと思った自分以外の本に投票するプレゼン大会である。
オンラインでも開催が容易なのはもちろん、個人の考え方やおすすめの本をシェアする機会にもなる。
・社内報の役割分担
これまでは何となく更新していたであろう社内報を、各チームごとに分担しながらやってみるというアイデア。
社内報の役割分担を行い、楽しく作る方法を考えていくことで社員同士の相互理解が生まれる。
アイデアにはそれぞれ、「開催の手軽さ」「会社理解向上」「コミュニケーション向上」の3項目について5段階評価を設定。重視したいポイントによってアイデアを使い分けることもできそうだ。
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