株式会社ビズリーチは、採用管理クラウドサービス「HRMOS採用」を運営している。
同社は「HRMOS採用」にて、企業の採用業務従事者を対象とした「採用活動のオンライン化」に関するアンケートを実施し、4月17日にその結果を公表した。
オンライン化対応中・対応検討中が7割
同アンケートは4月13日~4月15日の3日間にわたり、「HRMOS採用」導入企業および同社のメールマガジン購読者を対象に実施。回答数は664件だった。
結果によれば、7割以上が採用業務のオンライン化に対応中もしくは対応検討中であったという。
また、そのうち6割以上が2月以降に本格的対応を始めたことが分かり、新型コロナウイルス感染拡大の懸念が大きな影響を及ぼしているようだ。
「メリットの方が大きい」6割以上
オンラインでの就職活動に少なからず不安を抱いている学生も多いだろうが、このアンケート結果によれば、オンライン採用活動に対応している採用業務従事者のうち6割以上が「メリットの方が大きい」と回答していた。
その理由としては、「遠方候補者との接点が増えた」「面接などの工数削減や選考スピード向上の効果が実感できる」「候補者と気軽に接点を持つことができる」などいったことが挙げられた。
一方で、オンライン化における課題については、「職場の雰囲気を伝えることが難しい」「候補者の印象を正確に把握しづらい」などといった回答が多く挙がっており、今後はオンラインでも互いに理解を深め合うことができる対策が必要となりそうだ。
また、採用活動のオンライン化により不安を抱える就活生は、オンラインでも自分の想いや熱意をうまく伝えられるような施策が鍵となるだろう。
【関連記事】
約60%の候補者が体験を理由に選考辞退。企業がオンライン採用で抱える不安とは?
採用される側の候補者は採用活動に対して一定の不安を抱えている。一方オンラインでの採用活動が広がり、採用する側の企業にも不安が広がっている。 そのような不安を解消すべく、採用CX支援のHea...
新型コロナ流行下でも積極採用中の企業を紹介!ビジネスコミュニティが特設ページ「Fast Movers」開設
スローガン株式会社は、テクノロジー領域で活躍中の起業家・経営層と若手経営人材をつなぐビジネスコミュニティ「FastGrow」において、急激な環境変化に適応しながら、積極採用中の注目企業を紹介する...
リモートワークの広がりとともに、転職先の希望業界に変化が。IT業界への転職希望者比率が約4倍に
20代の採用をトータルにサポートする大手総合就職・転職情報会社、株式会社学情が、2020年4月6日~2020年4月12日に20代専門転職サイト「Re就活」に来訪した527名を対象に、転職に関する...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう