日本経済新聞社は4月20日、スマートフォンアプリ「日経VR」をリリースした。VR(仮想現実)を活用して、360度の映像や写真を閲覧でき、臨場感を味わえるとしている。
360度の映像・写真をVR体験
同社は1876年の創業以来、主力媒体の日本経済新聞をはじめ、同紙の電子版、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタスなどで情報発信しており、多くのビジネスパーソンに支持されてきた。
文章からは読み取れなかった情報を、360度の映像や写真で楽しむことができるとして、スマートフォンアプリ「日経VR」の提供を開始した。
ニュース現場の臨場感や旅行気分を味わえたり、仮想空間で芸術作品を鑑賞したりと、新しい情報発信や表現を可能にするとしている。
自宅で全国のお花見を
第1弾として、全国20カ所以上で今年撮影した満開の桜を、360度の写真で公開する「NIKKEI STAY HOME PROJECT~日本全国スマホでお花見~」を開始した。
全国の桜を自宅で閲覧でき、今後も桜前線に合わせて順次、各地の桜を追加する予定だ。
同アプリは、スマートフォンのみで手軽にVR体験ができるほか、簡易型VRゴーグルの利用で、より没入感のある映像体験ができるという。
利用環境
iPhone(iOS11 以上)、Android(アンドロイド8.0以上)
※タブレットは未対応
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