HOMEビジネス UZUZが20代の就職・転職活動の実態調査を発表。コロナの影響で「苦労している」が4割以上

UZUZが20代の就職・転職活動の実態調査を発表。コロナの影響で「苦労している」が4割以上

Yuka Haga

2020/04/24(最終更新日:2020/04/24)


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株式会社UZUZは4月16日、第二新卒・既卒・フリーターなど20代の就職・転職活動の実態調査を発表した。

1月1日から3月31日の期間に、671人を対象に実施。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、44.3%が「就職活動に苦労している」と回答した。

20代の就職・転職活動の実態とは?

同社は20代に特化した人材紹介事業を運営しており、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、特に第二新卒・既卒・フリーターなどの就職活動に影響が出ているという。

採用活動では、説明会や選考を延期・中止する企業が増加しており、やむを得ず内定取り消しや業務量の削減、配属先の変更などを通達する場合もあるようだ。

このような状況を踏まえて、同社では1月1日から3月31日の期間に、第二新卒・既卒(フリーター)として就職・転職活動中の20代男女671人を対象に、アンケート調査を実施した。

第二新卒はキャリア・スキルアップを希望

現在の就職活動の状況について(対象:全員)

現在の就職活動の状況については、「順調」と回答した人は1.5%にとどまり、「苦労している」が44.3%、「わからない」が54.2%という結果となった。

同社は「わからない」の回答に対し、新卒時の就職活動とは異なり、自分の就職活動の進捗具合を比較する対象者がいないためだと分析している。

現在の残業時間について(対象:第二新卒)

現在の1カ月あたりの残業時間は「基本的に残業はない」が22.3%、「20時間以下」が29.7%と、半数以上が20時間以下だった。

就職先の希望条件(対象:第二新卒)

次の就職先での希望条件では、「土日休み」が23.4%、「福利厚生が充実している」が10.6%、「自分に合った社風である」が9.3%と、業務内容や待遇よりも、働きやすい環境を求める傾向となった。

転職の理由就職先の希望条件(対象:第二新卒)

転職を考えた理由では、「将来の目指す方向に近づくため」が22.3%、「年収が低いため」が14.9%、「スキルが身につかない環境のため」が12.8%と、キャリアやスキルアップを目指す姿勢が見られる、前向きな回答が目立った。

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