HOMEビジネス 約60%の候補者が体験を理由に選考辞退。企業がオンライン採用で抱える不安とは?

約60%の候補者が体験を理由に選考辞退。企業がオンライン採用で抱える不安とは?

KashiwagiTakuto

2020/04/21(最終更新日:2020/04/21)


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採用される側の候補者は採用活動に対して一定の不安を抱えている。一方オンラインでの採用活動が広がり、採用する側の企業にも不安が広がっている。

そのような不安を解消すべく、採用CX支援のHeaR株式会社がWeb面接の設計と面接官トレーニングのプランをスタートした。

企業が抱える不安とは?

直接顔を合わせての面接時は、言葉にしにくい空気感であったり、候補者の熱意であったり、実際の対話とそれらを元に採用を進めていくのが一般的である。多くの採用官はこれに慣れているだろう。

しかし、新型コロナウイルスの影響でほとんどの企業がオンラインでの採用に移行し、今まで感じていた一般的なものが通用しなくなると不安を抱え始めている。

具体的な不安としては以下のようなことだろう。

・Web面接だと熱意が伝わりにくい気がする
・オンラインの採用で本当に人柄はわかるのだろうか
・採用予算が縮小されて大変

またHeaR株式会社によると、選考時の体験を理由に63%の候補者が選考辞退をしていて、72%の候補者が選考時の悪い体験を他者と共有している。

仮にオンラインになっても、採用側の体験をよりよくする努力は必須とみられる。

具体的に気を付けること

オンラインでは異様な距離感が発生してしまう。そこでHeaR株式会社が提案するWeb面接時に気を付けることは以下の通りである。

・オフラインの時よりも綿密なアイスブレイク
・候補者の集中力を持続させるための質問設計と話し方
・通信中のタイムラグなどに配慮した話し方
・情報の事前開示を行い、”人事だけが話し続けている”状況の回避

さらにHeaR株式会社では、面接官トレーニングや面接設計のコンサルティングを行っている。Web面接での話し方のトレーニング、会社のカルチャーに合わせたアイスブレイクトピックの紹介、面接全体の設計と見極め方など様々である。

こちらから資料請求が可能。

迅速な対応が求められる

日本経済が不安定な現在だが、企業は未来に向けた活動を続ける。多少の採用数の増減があるだろうが、採用活動自体も続く。

候補者からすると採用時の会社に対する印象は大きく、オンラインになっても質は保つ必要がある。
したがって、今日や明日の採用面接から注意をしていくことが大切だ。
 

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