皆さんは、クーポンを利用しているだろうか。
少しでも節約しようと心かけている人は多いはずだ。
新しいお店に行くときは安く購入する方法はないかと常に考え、数円単位でもお金が浮くと喜べるという人も少なくないだろう。
一方、クーポンの利用を手間と感じる人や、ケチっているようで格好悪いなんて思う人もいるかもしれない。
では一体、どれだけの人がクーポンを使っているのだろうか?
クーポンの利用者割合は増加傾向
インターネット調査を中心に提供しているマイボイス株式会社が、2020年3月にクーポンに関する調査を実施し、10,281件の回答を得た。
直近1年間に利用した割合は第1回の調査から連続で増加傾向にある。前回の調査が実施された3年前と比べると、7.5ポイントも増加し、7割以上の人が使っている。
何がここまで増加させたのだろうか?
スマホがクーポンを変えた?
クーポンには様々なタイプがある。郵便に届くチラシタイプのものや、Web画面から自分で印刷するものなど。
しかし、最もクーポン利用を増加させたのは、スマートフォン上で見せるクーポンである。
紙のクーポンは家に忘れることがあったり、持っていても取り出すのに手間取ったりすることがある。
しかし、スマートフォンの普及でクーポンをサッと出すことが可能になり、クーポン利用さえもスマートに見せることができるようになった。
クーポンは店舗にとっても消費者にとってもWin-Win
アプリなどでクーポンを取得することで、店舗側はどのような人が商品を購入したのかのデータを蓄積することができる。
また、消費者は安く購入ができ、両者の関係はWin-Winだ。
データ取得に抵抗がある人もいるだろうが、常に存在する「消費」という行為を最適化する役割をクーポンが担っているとも考えられる。
クーポンを利用すると、必然的に店員とのコミュニケーションが生まれる。
アプリのクーポンなどは、使い方に慣れていないと店員側から熱心に使用方法を教えてくれることもある。
それがきっかけで、「またその店舗に行きたい」となり、店側のファンづくりにもつながっていく…なんてメリットもあるのではないだろうか。
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