HOMEビジネス リモートワークの広がりとともに、転職先の希望業界に変化が。IT業界への転職希望者比率が約4倍に

リモートワークの広がりとともに、転職先の希望業界に変化が。IT業界への転職希望者比率が約4倍に

KashiwagiTakuto

2020/04/19(最終更新日:2020/04/19)


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20代の採用をトータルにサポートする大手総合就職・転職情報会社、株式会社学情が、2020年4月6日~2020年4月12日に20代専門転職サイト「Re就活」に来訪した527名を対象に、転職に関する意識調査を実施した。

そもそも転職って20代でやるもの?

春を迎え、新たに社会人となった人も多いだろう。一方で、若いうちから転職を考える人が増えているのも事実。

実際、株式会社マイナビの調査によると、ここ数年間で20代の転職者比率は大幅に伸び、2016年と2019年では男女ともに倍になっているという。

それでは転職を希望している人は、どのような業界を志望しているのだろうか?

リモートワークが増え、転職希望業界に変化が

株式会社学情の「転職をする際に魅力に感じる<業界>」の調査によると、「IT・通信・インターネット」業界への転職意向が顕著になっている。

2020年1月の調査と比べると、同業界の希望者の割合は3.7倍と大きく増加をしている。

また「転職をする際に魅力に感じる<職種>」については、「企画・事務・管理系」がトップとなり、次いで「ITエンジニア系」という結果になった。

これは新型コロナウイルスの影響があると思われる。

感染拡大防止のためリモートワークが進む中、IT関連の企業は積極的な在宅ワークを実施している。在宅でもできる仕事は今後社会に必要とされ続けるという考えから、自分自身の市場価値を上記の業界・職種で高めたいという思いもあるだろう。

経済が不安定な今だから考えたい

多くの活動が自粛になり、経済は低迷している。先の見えない不安に駆られている人は多いだろう。

そのような時だからこそ、今一度自分が今後どのようなキャリアを歩むべきなのか見直す必要があるし、とても良い機会なのかもしれない。

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