インプレスグループの株式会社近代科学社は、オンデマンド型出版の近代科学社Digitalレーベルより、書籍『「IT前提経営」が組織を変える デジタルネイティブと共に働く』を発刊した。
情報産業論、メディア技術論の専門家が執筆
著者の高柳寛樹氏の専門は、デジタルネイティブ分析を中心に展開する情報社会論・情報産業論・メディア技術論。立教大学を中心とした大学の講座では、スタートアップストラテジー・リーディング産業論・観光地域などの講義を担当している。
著書に『<グローバル化>の社会学─循環するメディアと生命』、『グローバル・コミュニケーション─キーワードで読み解く生命・文化・社会』などがある。
「IT前提経営」の概念とは
今回発刊となった同書のキーワードとなるのは「IT前提経営」。
「デジタルネイティブが中心となる時代において、適切なITを経営に導入することでビジネスを最大化するとともに、そこに関わる顧客や従業員を含む全てのステークホルダーを幸せにする経営の概念」を意味しており、以下の6つの要素から構成されるという。
1.デジタルネイティブ理解
2.ノマド・ワーク
3.モビリティの向上
4.デジタルマーケティングの適切な運用
5.IoT×ビッグデータ×AI
6.クラウドサービスの適切な導入
「IT前提経営」の考え方は、企業経営だけに留まらず、教育現場や行政機関にも役立つ。テレワークやオンライン授業をはじめ、多方面へのIT活用にいち早く取り組んだ著者が、具体的なエピソードを多数紹介しながら、知見を丁寧に解説していく。
【書籍情報】
◆仕様:A5判・並製・モノクロ・本文144頁
◆印刷版基準価格:1800円(税抜)
◆電子版基準価格:1440円(税抜)
◆発売日:2020年3月27日
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