サイボウズ株式会社は4月8日、ニュースレター「新型コロナウイルスで注目される新たな働き方」のvol.1となる「テレワーク関連ノウハウと実際の働き方」を公開した。
2010年からテレワークに取り組んできた同社だからこそ伝えることができるテレワークに関するノウハウをまとめているサイトや、実際にテレワークでどのように業務に取り掛かっているのかを職種別に紹介している。
イメージ画像/Adobe Stockサイボウズのテレワーク関連ノウハウ
同社のテレワークに関する知見やノウハウをまとめているサイトを紹介。
サイボウズの「テレワーク」に関する情報
同サイトでは、テレワーク導入の経緯のほか、実践のポイント、テレワークに関する講演資料、関連資料・記事を公開。
同社がテレワークで得た経験を共有している。
チェックリストから考えるテレワークの導入
いざテレワークを始めるとしても、具体的に何をすればいいのか?企業や組織へチームワークや働き方改革のメソッドを提供するサイボウズチームワーク総研のシニアコンサル・なかむらアサミ氏が答える。
出典元:テレワークに必要な「環境」と「範囲」―—チェックリストから考える「テレワークの導入」
テレワークを常態化するまで
同社がどのようにテレワークを常態化したのかを紹介している。
出典元:サイボウズがテレワークをするまで――テレワークの運用は「信頼関係」が前提
テレワーク浸透に大切な2つのポイント
テレワーク浸透の失敗例や成功例を、他社の事例も交えながら紹介。
「発言する勇気を持つメンバーの責任と、発言しやすい環境を整える上司の責任」や「テレワークを推進する人事の役割」についてもまとめている。
出典元:テレワーク浸透に大切な2つのポイントーー活用を阻む意外な「あるある」
職種別のテレワーク実態
同社の社員は実際にどのようにテレワークで業務に取り組んでいるのかを職種別に紹介。
営業(パートナー営業)
訪問は全てウェブミーティングに変更。先方にウェブミーティングを提案したところ、基本OKを貰えたそうだ。
パートナー企業との打ち合わせもウェブミーティングにて実施。また、これまでは外出が多くてメンバーが揃わず実施できなかった夕礼を実施しているという。
開発
ウェブミーティングや業務改善クラウドサービス・kintone等を活用。元々、拠点をオンラインでつないで業務をしていたり、在宅勤務メンバーもいたという。
人事
社員からの相談窓口をkintone上に開設。
採用では、会社説明会を全てウェビナーに変更すると共に、全ての面接をウェブ面接のみに変更した。
他にも、リモートランチ・リモート飲み会、リモート筋トレを開催。また、ちょっとした相談も意識的にチャットやウェブミーティングでこまめに行っているという。
詳細は同社のプレスリリースにて見ることができる。
次回は、同社のイベント(入社式・株主総会・製品イベント等)のオンライン化について紹介するそうだ。
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