株式会社UZUZは、第2新卒やフリーターなどを中心とした、20代若手人材に特化した人材紹介事業を展開している。
同社は4月3日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、20代若手の雇用機会が激減している状況を受け、条件に適合した企業を対象に、人材紹介サービスの手数料を無料化することを発表した。
最終選考までリモート完結することが条件
同社は無料化の対象条件として、求人公開日から4月末まで(ロックダウン発生の場合にはロックダウン終了まで)に、内定通知書の発行が完了していることを第1に挙げている。入社時期は特に限定していない。
また、ウェブ面接や電話面接など、リモートで最終選考まで完結することも必須条件だ。
Adobe Stock既に同社と人材紹介契約を締結済みの企業も、条件を満たせば無料化に切り替えが可能だという。
申込フォームでの申込みが完了していることも条件の1つ。その他詳細は、申込みフォームから確認できる。
求人枯渇のため至った決断
同社によれば、新型コロナウイルスの感染防止のために採用活動を延期する企業や、景気の先行きが読めないために採用活動自体を一時的に凍結する企業が急増しているという。
そのため、月間2000人以上の新規サービス登録者を誇る同社は現在、紹介可能な求人が枯渇していると訴求。若者の雇用機会創出のために自社にできることを検討した結果、リモートで選考活動を最終まで完結できる企業を対象に、紹介手数料を無料化するという大きな決断に至ったという。
採用コストを下げることで、不況下でも企業が若手人材を採用することができるよう、採用活動を後押しすることが狙いだ。
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