クラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社は3月27日、同サービスにてプロジェクトを成立させた人を対象に、その後のクラウドファンディング活用を後押しするための「継続活用サポート」の提供を開始した。
認定ファンドレイザーによる無料個別相談も
同サービスは、「READYFOR」にてクラウドファンディングプロジェクトを実施し、成立させた個人および団体が対象。申し込みプランや時期は問わないという。
サービス内容としては、次回以降のクラウドファンディング実施に向け、プロジェクトや支援者の分析データや、支援者コミュニケ―ションのノウハウを提供する。
また、対象者は、認定ファンドレイザーによる個別相談や、クラウドファンディングの先進動向や活用事例を学べる勉強会への参加なども可能になる。
Adobe Stock利用料金は、一部有料の勉強会などもあるが原則として無料。サポート申込方法は、プロジェクト成立後に、同社がメールなどで個別に案内を送付するという。
目標への一歩を踏み出した実行者を支援
同社は「READYFOR」にて、2011年3月のサービス開始から9年間に渡り、1万3千件以上のプロジェクトを掲載。継続的にクラウドファンディングを活用することが、リピート支援者の増加などにつながり、プロジェクトとして長期的に成長していくために有効であることが分かってきたという。
一方で、「支援者とのコミュニケーション戦略の立て方がわからない」などの理由から、継続的なクラウドファンディング実施を断念したケースも多発したことから、今回、2回目以降のクラウドファンディング実施を体系的に支援するサービスを開始するに至った。
なお同社は、同サポート以外にもクラウドファンディング活用のための各種支援を無料で提供している。具体的には、初心者向けの電話相談窓口サポートや、クラウドファンディング公開終了後アフターサポートなど。
同社はこれら支援を通じ、今後も「やりたいことへの一歩を踏み出した実行者」への支援を充実化させ、安心・安全なサービス提供に努めていきたいとしている。
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