株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社CyberOwlが運営する“お金に関する情報メディア”「マネ会」では、全国の男女1011人を対象に、社会人1年目の貯金に関する実態についてアンケートを実施した結果を3月4日に公開した。
「マネ会」では日々の生活で使える身近な節約術から、ちょっと難しい金融知識まで、知って得するお金の情報を発信。専門家やお金のプロによる監修記事をはじめ、独自で収集した口コミ情報や人気ランキングなど、金融に関する情報コンテンツを掲載している。
社会人1年目の貯金事情を調査
気になるけどなかなか聞けないお金の話。今回の調査では、社会人1年目が終わる3月の節目に、1年目にどれくらい貯金をしているものなのか、全国の男女1000名以上を対象にアンケートを行った。
【調査概要】
◆調査時期：2020年2月
◆調査方法：インターネット
◆調査地域：全国
◆調査人数：1011人(男性486人、女性525人) ※18歳以上
◆調査内容：社会人1年目の貯金額について
調査結果
調査結果の概要は、「社会人1年目から貯金をしていた人の割合は女性のほうが男性より約2倍も高い」「女性の41％が30万円以上貯金していたのに対して男性の場合は31％にとどまる」という結果に。
まったく貯金をしていなかった男性は女性の2倍もいた
詳しい内容について見ていこう。
全国の18歳以上の男女1011人に「社会人1年目から貯金をしていましたか？」と質問したところ、「しなかった」という回答が12.8％に。男女別の内訳では、まったく貯金をしていなかった女性は8.6％、男性は17.3％で、男性は女性の約2倍の人が貯金をしていないという結果が見えてきた。
貯金額の最多は10～30万円
次に、「社会人1年目の貯金額」を尋ねたところ、貯金額の最多は10万円～30万円で全体の約25％になった。
また、1年目の終わりの時点で、すでに100万円以上の貯金があるという人は全体の8.1％となった。
貯金額が高額になるにつれ女性の割合が高い
「男女別の社会人1年目の貯金額」をみてみると、貯金額が高額になるにつれ女性の割合が高くなっていくという傾向が見えてきた。
社会人1年目の時点で30万円以上貯金していた、という人に限定すると、男性38.3％、女性49.9％で、女性の約半数が30万円以上の貯金に成功していることがわかった。
今回の調査では、社会人1年目から貯金をしていた割合は女性のほうが男性より約2倍も高いこと、また貯金額で比較しても女性のほうが高いという結果に。つまり、男性よりも女性のほうが、若いときから堅実に貯蓄ができている、ということがみえてきた。
4月になれば新たに新入社員が入ってくる。どういう風に社会人として、新しいスタートを切るかは人それぞれ。節目の3月は、自分のライフプラン、貯蓄計画について今一度見直す良いタイミングではないだろうか。
はてブU-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう