特定非営利活動法人シブヤ大学は、4月1日(水)より大澤悠季さんを学長とした新体制に移行し、新プロジェクトを始動すると発表した。
設立から14年を迎える今年、ミッションを再構築し、それを推進する新体制へと移行することで、今の時代に必要な学びの場づくりを推進していくという。
誰でも無料で学べる、まちの学び場
シブヤ大学は2006年に設立した特定非営利活動法人。「渋谷の街がまるごとキャンパス」をコンセプトに、渋谷の街の様々な場所であらゆるテーマを題材に無料で授業を行ってきた。
これまでに開催した授業は1400講座以上。3万6000人以上が参加したそうだ。
社会との接点が広がるきっかけに
新体制では「自分の意志に基づいた選択や行動が社会に影響を与えることができると信じて、大きく考え小さく行動する人にとっての学び場をつくる」をミッションに、誰もが自分たちの社会について安心して話せるプラットホームとしての学びの場づくりを推進。
自分の考えや思いを対話を通して言葉にすることで、社会との接点が広がるきっかけのプラットフォームを目指して、新プロジェクトを企画していく。
企業やクリエイター、市民と協働し、生産や消費・環境問題・SDGsなどのテーマを学ぶプログラムや、「個人と社会」をキーワードにしたシリーズ授業を開催予定だという。
初のオンライン授業を3月26日に開催
3月26日(木)に、初のオンライン授業「今ほしいことばを見つける」を開催。
日本出版 YOURS BOOK SOTRE ブックディレクターの有地和毅さんをゲストに招き、「今わたしが読みたい本」を持ち寄って本を紹介しあうことで、自分の気持ちを整理し、1人1人が「今ほしいことば」を見つける。
イメージ画像/Adobe Stock新学長の大澤悠季さんはプレスリリースで、「1人ではなかなか考えられない自分のこと、社会のこと、未来のことを、皆で一緒に考える場をつくっていきます。」とコメント。
今後、公式サイトにて随時情報を公開していくという。
【オンライン授業「今ほしいことばを見つける」】
・日時:2020年3月26日(木)19時30分~21時30分
・料金:無料
※WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付
出典元:シブヤ大学ホームページ
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