株式会社プラスアルファ・コンサルティングは3月20日、東洋経済新報社より、『最高の顧客体験を提供する「実感型」デジタルマーケティング』を出版した。
本書では、創業以来2000社以上のマーケティングを支援してきた同社の経験を踏まえ、デジタルマーケティングの落とし穴や乗り越えるべき壁を解説している。
行き過ぎたKPI主義や、自動化によるブラックボックス化を避け、「顧客がみえる」そして「実感が伴う」デジタルマーケティングのありかたや手法を提言する。
デジタルマーケティングでも顧客を実感すべき
同社は2011年より、「カスタマーリングス」というCRM(顧客関係管理)ソリューションを提供し、多くの企業のCRMを支援してきた。
その過程で痛感したのは、デジタルマーケティングにおいても、実店舗での接客と同じく、1人ひとりの顧客をリアルに実感しながら、PDCAを高速化することこそがより良い顧客体験に直結するということだ。
ただ漠然とPDCAを回しているだけでは、現代の生活者には満足してもらえないという。
マーケターに何よりも必要なのは、様々なデータを通して1人の顧客がまるで目の前にいるかのように「実感」し、その人に合った価値を提供する「実感マーケティング」であると説く。
書籍概要
創業以来の実績をもとに、デジタルマーケティングの落とし穴や乗り越えるべき壁をひも解く書、『最高の顧客体験を提供する「実感型」デジタルマーケティング』の概要はいかのとおりである。
目次
第1章 激変するマーケティング環境ー顧客体験が求められる時代へ
第2章 マーケティング部門における成果と問題点
第3章 実感とは何か―実感マーケティングの考え方
第4章 実感マーケティングの実践
第5章 実感度を測ろう
著者
三室 克哉氏、鈴村 賢治氏、山崎 雄司氏、瀬田石 真人氏、中居 隆氏
出版社
東洋経済新報社
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