株式会社レボは3月12日、将来起業を考えている全国の20~30代の男女と全国の20代以上の経営者・合計1048人を対象に実施した「起業準備に関する調査」の結果を発表した。
起業を目指している人が抱えている不安や、起業の先輩である経営者がすすめる起業準備などが明らかになった。
起業の不安トップは「経営の知識」
はじめに、将来起業を考えている若者に起業準備に関して質問した。
将来、起業・会社経営をする上で不安なことは何か聞いたところ、トップ3は「経営の知識」「収入面」「資金繰り」という回答。
「知識や人脈が0の状態からだと、何をしたらいいのかわからなくて不安」「何から始めたらいいのか分からない」「経営のノウハウが不足している」といった不安の声が寄せられている。
知識・協力・計画などが重要
起業に向けて何かしらの不安を抱えている人や、何をしたらいいか分からないと思っている人が多いことが分かった。
それでは、先輩経営者たちは起業した際に実際にどのような困難に直面したのか?
全国の経営者に「起業をして、どのようなことに困ったか?」と聞いたところ、1位は「資金繰り」。次いで、「会社を維持していくこと」「起業パートナー探し」と続いた。
4割近くの人が「資金繰り」と回答したことから、財務関連の知識や融資制度、補助金の知識等を習得しておくことが重要なのかもしれないことが伺える。
最後に、先輩経営者たちに起業準備として何をすすめるか聞いたところ、「知識のある人に協力してもらう」「資金準備・業界情報・人脈の構築・法律の勉強など」「入念に計画を立て、事前準備をすること」といった意見が集まった。
人脈を作るとともに、起業や会社経営に関する実務を幅広く学び、様々な事態に対応できる知識を身に着けておいたほうがよさそうだ。
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