株式会社UZUZ(ウズウズ)は3月3日、子会社となる株式会社www(ワロタ)を新たに設立した。
慢性的な人手不足が問題になり、働き方が多様化している現在、企業は新卒採用だけにフォーカスしていても、人材の確保はなかなか難しい。
「大企業に限らず、マッチングする会社で働きたい」「今、フリーターだけど、企業に就職したい」というニーズを抱いている若者も少なくない。求職者と採用側、双方をうまくマッチングさせる必要がある。
20代若手人材に特化した就業&教育をサポート
このたび、第二新卒・既卒・フリーターを中心とした20代若手に特化した人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)は、子会社となる株式会社www(ワロタ)を新たに設立した。
株式会社UZUZは、若者が自身の理想的キャリアプランを試行錯誤しながら見つけられるよう、第二新卒・既卒・フリーター・ニートと呼ばれる20代若手人材に特化した就業&教育サポートを行うベンチャー企業。
「定着率(入社後に短期離職せず定着する割合)」に重きを置き、そのために求職者個人に合わせたオーダーメイド型の就活サポートを実施しているのが特徴だ。
新会社は中小規模の人材会社のマーケティングを支援
新しく設立された株式会社wwwは、集客のためのマーケティングを内製(インハウス)化し、月間1000名以上を集客しているUZUZが自社で培ったノウハウを、同業である中小規模の人材会社向けに提供するために立ち上げた子会社。
同社によれば、中小規模の人材会社の場合、マーケティング施策が何年も変わっていない、あるいは広告頼りの費用対効果の低い集客体制という企業も少なくないという。
同社がマーケティング支援に入り、顧客の「マーケティングにおける自立」を実現するべく、運用体制づくり、マーケティング人材の提供、人材教育まで行い、「マーケティングのインハウス(内製)化」をサポートする。
最終的には、業界全体のマーケティングレベルを上げていくのが目標となる。
社名の「www」に込められた意味とは
社名の「www(ワロタ)」には、「www」「人材会社」「求職者」の3者がともにメリットを享受できる相互関係を築きたいという想いと、IT/Webツール導入を促進し業務効率化や集客の最大化を目指す「World Wide Web」という意味と、ワロタ(www=“笑った”のネット用語)という意味が込められているという。
若手人材に特化した人材紹介や、マーケティングノウハウを中小人材会社のネットワーク内で共有しようというユニークな発想が新鮮なUZUZやワロタ。今後の取り組みにも注目したい。
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