レノボ・ジャパン株式会社は2月28日、同社がこれまでに蓄積したテレワークのノウハウをまとめた「はじめようテレワークスタートガイド」を公開した。
全社員が一斉にテレワークする企業やはじめてテレワークを実施する企業にむけ、無償ダウンロード提供を行っている。
イメージ画像/Adobe Stock緊急対策マニュアルを追加し公開
同ガイドは、テレワークにおいて先進的な取り組みを行ってきた同社が得た、テレワーク制度開始に関するノウハウをまとめた小冊子(PDF)。
テレワーク導入時のメリットと落とし穴、労働関係法規遵守の上での注意点、阻害要因の対策などをまとめている。
今回、同社が2019年に発行した同ガイドに、テレワークインフラや実施経験が十分でない企業がどのように今回の緊急事態に対処すべきかを記した「緊急テレワーク・対応マニュアル」を追加。
テレワーク時の勤務制度・簡単なパソコンのセキュリティ対策・オンライン会議招集と進め方・テレワーク実施徹底のコツ・コミュニケーション円滑化のルールなど、初めて経験する大規模テレワークで必要なノウハウをまとめたという。
テクノロジーの恩恵を全ての人に提供
同社は2015年より、回数に上限を設けない「無制限テレワーク」を制度化。また、東京オリンピック開催時には約2週間の一斉テレワークを予定しているなど、テレワークにおいて先進的な取り組みを行っている。
このたび、新型コロナウィルス対策として全社規模でテレワークを実施する企業が増えているが、生産性の低下やセキュリティなどを懸念して実施をためらうケースが想定されることから、同ガイドを改定し公開した。
テクノロジーの恩恵をすべての人に提供することを目的に事業活動を行う同社の理念に基づく、テクノロジーによって課題を解決し、誰一人排除される人のいない社会の実現を目指したアクションだという。
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