Japan Culture and Technology株式会社は2月29日、職人や芸術家と日本文化を学びたい人を繋ぐプラットフォーム「J-CAT」にて、事前登録サイトを開設したことを発表した。
正式な公開は2020年春期を予定しており、現在講師を募集している。
日本の伝統を、後世・世界へ
「J-CAT」は、日本の伝統文化を中心にさまざまな分野で活躍する職人・芸術家と、それらを学びたい人を繋ぐプラットフォームサービス。
同社によると、職人や芸術家にとっては、自身のスキルを伝えたいと思いながらも、集客や開催費用の準備、ITなどの知識不足により、提供機会が少ないという課題があった。
一方、訪日外国人や国内旅行者には、本格的な日本文化の体験ニーズがあることから、プラットフォームの開設に至った。
会場には旅館やホテル、寺院などの空間やイベントスペースを活用。講師を派遣することで、遊休施設や講師の空き時間をマッチングさせ、本格的なサービスを提供する。
書道から料理まで、幅広く講師を募集
サービスの正式な公開は今春を予定しており、書道・茶道・華道・着付け・楽器・座禅・日本料理作りなど、さまざまな分野の講師募集を開始した。
希望分野や経験などを登録すると、スキルや経験に合わせた内容の仕事依頼が来る仕組みで、講座の開催場所や道具などは、同社が手配するため講師が準備する必要はないという。
経験者はもちろん、講師をこれから始めたい職人や芸術家に向けて、講師向けの研修や語学サポートも用意されている。
「J-CAT講師登録フォーム」から登録ができる。
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