株式会社TENTIALは2月12日、「スポーツテック業界のカオスマップ2020年版」を公開した。
5分野に分けてサービスなどを一覧化
このカオスマップでは、「スポーツウェルネス」、「科学的アプローチによる練習・育成」、「フィジカル・メンタルマネジメント」、「情報発信・ファン拡大」、「レベニュー最大化」の5分野に分け、それぞれの目的に合ったサービスやツールをまとめている。
スポーツ産業×テクノロジー
同社によれば日本では近年、欧米諸国同様、スポーツを有望産業として捉えるようになってきており、日本政府もスポーツ市場規模を2025年までに15兆円に拡大するという目標を掲げ、具体的な施策も進めている状況だという。
またスポーツは、健康増進に貢献するという側面も持ち合わせており、日々の生活の中にスポーツを取り入れることで、国民医療費の抑制や、健康寿命の延伸などといった効果も期待ができるとしている。
Adobe Stockそこで同社は、スポーツから培った情報や技術を予防医療などにつなげ、社会に還元するというエコシステムの推進に注力。「東京都スポーツ推進企業」、「スポーツエールカンパニー」の認定を受けるなど、スポーツテックベンチャーとして社会的にも評価を得てきた。今回のカオスマップは、こういった背景を受け制作・公開に至ったという。
同社は今後も、スポーツ産業にテクノロジーを融合させた、次世代型スポーツビジネスの展開を目指すとしている。
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