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ユニアデックス、ミサワホームの安全・便利なテレワーク運用を目指した実証実験を実施

白井恵里子

2020/02/18(最終更新日:2020/02/18)


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株式会社ユニアデックスは2月13日、住宅メーカーであるミサワホーム株式会社と共同で、同社が展開するクラウド型ネットワークサービス「Wrap」を使用した、テレワークにおけるセキュリティー向上を目的とした実証実験の実施を発表した。

フリーWi-Fiでも強度のセキュア通信を実現

同実証実験では、ミサワホームが働き方改革推進の柱として導入しているテレワークの運用において、「Wrap」が提供する強度な認証と暗号化通信などといったセキュリティー機能を活用することで、従業員の利便性を保ったまま、社内リソースを社外から安全に利用することができるかどうかを検証する。

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Adobe Stock

「Wrap」では、社外にある端末を、ユニアデックスのクラウドサービスに接続。端末ごとの全通信制御を、クラウド上で提供する仕組みとなっている。

具体的には、リモート環境にいる利用者は認証操作なしで社内ネットワークにアクセスが可能。フリーWi-Fiや自宅のインターネット回線などでも強度のセキュア通信が実現できるほか、稼働状況や勤務状況の把握も容易となる。

「Wrap」導入にあたっては、企業側は専用ソフトウェアを端末にインストールするだけで利用が可能だ。

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安全・便利なテレワーク運用目指し

同社によれば近年、企業ネットワークにおいて、リモートアクセス環境整備のためには複雑なシステム基盤の構築や運用が求められ、企業側の大きな負担になっているという。さらに、リモートワークを行う従業員にとっても、リモートアクセス時の通信効率や接続先制御などといった、新たな課題も出てきているようだ。

ミサワホームは2017年に働き方推進のためのプロジェクトチームを開設し、その一環としてリモートワーク制度の導入などに取り組んできたが、やはり様々な課題が挙がってきたという。

中でも重要課題は、「利便性を損ねることなく社内の様々なリソースにアクセスできること」。

この課題解決のため、今回「Wrap」が持つセキュリティー機能や優良な操作性などといった特徴を見込み、実証実験に取り組むに至ったという。


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