独立行政法人都市再生機構・三菱地所株式会社・第5メック都市開発特定目的会社・四谷駅前地区再開発協議会が進めてきた「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の施設建築物「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」が、1月31日に竣工した。
四谷駅前の大規模複合施設「CO・MO・RE YOTSUYA」
「CO・MO・RE YOTSUYA」は、豊かな緑や広場を持つ大規模複合施設だ。
計画初期段階から民間事業者が特定事業参加者として事業参画する「事業パートナー制度」を活用して、このたびの竣工が実現した。
四谷という街において、人・街とつながり、いつでも憩いと賑わいで溢れる施設にしたいという想いから、「木漏れ日」+「COMMON(共同、共通)=つながり」を意味する「CO・MO・RE(コモレ)」と名付けられている。
多機能施設と緑の広場を融合「CO・MO・RE YOTSUYA」の特長
「CO・MO・RE YOTSUYA」には大きく次の4つの特長がある。
駅前かつ約2.4ヘクタールの大規模な四谷のランドマーク
「CO・MO・RE YOTSUYA」は、JR・東京メトロ各線「四ツ谷」駅前に位置し、ビジネス・商業・文化が共存する四谷の、大規模再開発プロジェクトとして誕生する。
街びらきは2020年夏に予定されている。
オフィス・商業・住宅・教育・公益施設等の多機能施設を整備
オフィス棟「YOTSUYA TOWER」・商業ゾーン「CO・MO・RE Mall」・住宅「ザ・レジデンス四谷アベニュー」「ザ・レジデンス四谷ガーデン」・教育施設「四谷グローバルスタディスクエア」・公益施設「四谷スポーツスクエア」「四谷クルーセ」など、多機能施設を備えている。
都会の中心に約5000平米におよぶ緑豊かな空間
北西側に約3300平米の「コモレビの広場」、駅前側に交流空間として約1000平米の「出迎えの広場」が整備されるなど、都心の中心ながら緑豊かな空間も共存していることも特長だ。
高い防災性と帰宅困難者対策
施設利用者・地域に配慮し、災害時における帰宅困難者の一時滞在場所・地域住民の一時集合場所を設けるほか、地域防災倉庫なども設置。
区道の拡幅や歩道状の空地の確保により防災性向上にも寄与している。
なお、オフィス棟へのテナント入居は2020年3月以降、商業ゾーンの店舗開業は2月以降、住宅への入居は2月以降、順次開始が予定されている。
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