NTTコミュニケーションズは2月7日から、ワークスペースの即時検索・予約サービス「Dropin(ドロッピン)」の実証実験を本格的に始めた。
昨年12月からJR東日本フードビジネスが運営する「BECK'S COFFEE SHOP」等の一部店舗で限定的に実施したトライアルの結果が好評だったことを踏まえ、より幅広く参加者を募ると共に、新たにワークスペース提供店舗を募集するという。
仕事に使える場所を検索・予約
「Dropin」は、ワークスペースとして今すぐ使える場所をスマートに検索・予約・決済できるサービス。
スマホの専用アプリを使って、利用者がいる場所の近くですぐにドロップイン(一時利用)できるカフェやコワーキングスペースなどを探すことができる。
店舗までの距離・Wi-Fiや電源の有無・店舗形態・店舗の雰囲気など条件を指定して選ぶことが可能。予約や決済もアプリ上で行うことができる。
スマートなワークスペース選びを実現へ
場所にとらわれない働き方であるリモートワークが注目されているが、実際にはオフィスや自宅以外で働く場所を確保する際、Wi-Fiや電源の有無が分からなかったり、満席で利用できなかったりなど、必ずしも柔軟に場所を選べないのが現状だ。
同社はこのような課題を解決し、より気軽に・自由に働く場所を選ぶためのプラットフォームとして開発した。外出時の隙間時間の活用や仕事の内容に応じたワークスペース選びをスマートにできるようになるという。
今後は、飲食店以外とも提携予定
今後は利便性向上のため、飲食店だけでなく、コワーキングスペースや貸し会議室などを提供する事業者と独自に提携し、ワークスペースの選択肢を増やすほか、アプリ内決済や法人向けの一括請求支払に対応する予定。
将来的には、AIやセンシングなどの最新技術を活用し、混雑状況や利用者の好みに適したワークスペースを勧めたり、利用者同士がつながるコミュニティ機能を提供したりといった施策を検討しているという。
【Dropin本格実験】
・期間:2020年2月7日(金)~2020年3月31日(火)予定
・対象:応募フォームより申し込んだトライアル利用者および店舗
※詳細は同社リリースやサービスWebサイトを参照
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