株式会社扶桑社は2月5日、ナンバーワン文房具を決定する「文房具屋さん大賞2020」を発表した。
全国の有名文房具店11社から、文房具のプロである売り場の店員を審査員に迎え、ここ1年で新発売された商品の中から、彼らが「自腹でも買いたい!」という文具を厳正に審査したという。
イメージ画像/Adobe Stock大賞は三菱鉛筆のサインペン「EMOTT」
8年目となる2020年の大賞に選ばれたのは、細い線のまま書き続けられる三菱鉛筆のペン先強化型サインペン「EMOTT(エモット)」。
壊れにくいペン先という技術革新に加え、0.4ミリというちょうどいい細字、シュッとしたケース込みでの販売というコンセプトが女性のハートを掴んだ。また、白いペン群が並び立つ姿は売り場でも映えたという。
文具ソムリエールの菅未里さんは発表で同商品について、「筆圧でペン先をつぶして細い文字が書けなくなる方にぜひおすすめしたい」とコメントしている。
全40色。5本入りは8種類の色調でセレクトされており、世界観で選ぶことができる。
文房具の魅力が詰まった公式本を発売
同社は大賞の発表と同じ2月5日に、公式本「文房具屋さん大賞2020」を発売。
同書では大賞のほかにも、デザイン賞・機能賞・アイデア賞の3賞から、書く・消す・切る・つけるなどの部門賞を設け発表。
さらに、審査員が個人的に推したい逸品や外国人が喜ぶインバウンド文房具など、充実した文房具企画が盛りだくさんだという。
注目の新商品が並ぶ中、誰よりも真剣に文房具と向き合う文房具屋さんが太鼓判を押したアイテムは何なのか?最新文具の魅力を楽しめる1冊だ。
【公式本「文房具屋さん大賞2020」】
・発売日:2020年2月5日
・定価:935円(税込)
・版型:AB判
・ISBN:978-4-594-61510-9
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう