一般社団法人VR革新機構は、全方位360度写真を活用し、東京パラリンピックの聖火リレーでまわる各地の風景を仮想体験することができるVRビューツアーの全国コンテストを開催する。
リレー開催地の観光誘致を目的としており、募集は2月20日に開始する。
観光の象徴を撮影したVRビューを募集
VRビューツアーは、全方向360度写真をスマートフォン画面に2枚並べて表示させ、VRメガネやVRゴーグルを装着したユーザーが、見る方向を変えながら様々な場面を繋げて立体視できるもの。このようにして、臨場感溢れるVR体験を、スマートフォンで実現するのだ。
同コンテストでは、観光や復興の象徴を、指定条件で撮影したビューを募る。部門は、110cm程の高さで撮影する「車椅子やこどもの目線VRビューツアー部門」および、160cm程の高さで撮影する「家族や仲間の視線VRビューツアー部門」の2種類。
イメージ写真/Adobe StockSNS投稿部門も
同機構は同時に、「VRフォトSNS部門」として、聖火リレー応援の様子を撮影したVRフォトの、facebookもしくはLIVEへの投稿も募集。参加費は寄付金1,000円から3,000円としており、参加者はリタ―ンとしてVRメガネやVRゴーグルを受け取ることができるという。
「VRフォトSNS部門」の応募期間は3月20日から7月24日。コンテスト詳細は、公式サイトから確認ができる。
同機構は2月中に共催する公益社団法人日本観光振興協会の協力で、各自治体や観光協会、観光関連団体などを対象に、同コンテストの説明会を行う予定。
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