外務省は2月4日から、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」をデザインに取り入れた新型の2020年パスポートの申請受付を開始した。
査証欄等に「冨嶽三十六景」の各作品を見開きで使用している。
出典元:外務省ホームページ偽造防止能力を高める
パスポートは新たな偽変造対策を取り入れるために、定期的にセキュリティの仕様を更新している。
今回も「冨嶽三十六景」をデザインに取り入れることで偽造防止能力を高めたほか、IC内の個人情報の不正読取りを防ぐ機能を強化。
「冨嶽三十六景」を選んだのは、世界的にも広く知られ、世界遺産でもある富士山をメインモチーフとする、まさに日本を代表する浮世絵のひとつだからだという。
10年旅券は24作品、5年旅券は16作品
「青山圓座枩(あおやまえんざのまつ)」や「凱風快晴(がいふうかいせい)」など24作品を採用した。
10年パスポートは表紙を除く54ページ中、裏表紙・人定事項ページ・ICページ等を除く査証欄等の48ページに「冨嶽三十六景」の図柄を24作品使用。5年パスポートは32ページに16作品を使用している。
出典元:外務省ホームページ出典元:外務省ホームページなお、新パスポートの最初の交付予定日は、旅券事務所や在外公館によって異なる。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう