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職場の義理チョコ、男性の6割「嬉しくない」…理由はお返しが面倒|市場調査会社調べ

長澤まき

2020/01/31(最終更新日:2020/01/31)


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マーケティング・リサーチなどを手がける株式会社インテージは1月30日、バレンタインに関する調査の結果を発表した。

全国の16歳~69歳の男女2400人を対象に今どきのバレンタイン事情を調査。

働いている女性の8割が職場のみんなで贈る義理チョコには参加したくないと考えていることや、男性側も6割が職場の義理チョコは嬉しくないと思っていることなどがわかった。

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女性の8割が職場の義理チョコにNO

ビジネスパーソンの義理チョコ事情を探るべく、有職女性に職場でみんなで贈る義理チョコについて聞いたところ、81%が「参加したくない」と回答。

大きな理由は「出費を控えたい(51%)」「形式的になっている(44%)」だった。

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男性も約6割が「うれしくない」と回答

それでは、男性側は職場の義理チョコについてどう思っているのか?

調査では、働いている男性の57%が職場での義理チョコは「うれしくない」と回答。その最大の理由は「ホワイトデーのお返しが面倒(59%)」だった。

また、「あなたにとってバレンタインはどんなイベントですか?」という質問への自由記述には、50代男性から「より高価なものを返している。正直面倒くさい」という回答が寄せられた。

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女子が楽しむイベントに

一昔前まではバレンタインデーと言えば「本命チョコ」「義理チョコ」がメインだったが、近年は「家族チョコ」「友チョコ」「自分チョコ」「逆チョコ」「世話チョコ」などスタイルが多様化。

バレンタインに個人的に用意するチョコレートで最も多かったのは「家族チョコ」。次いで「自分チョコ」「世話チョコ」で、「義理チョコ」を用意する人は全体の10%以下だった。

また、個人で用意するチョコの金額を聞いたところ、「本命チョコ(1745円)」を抑えて、「自分チョコ(1938円)」に一番お金をかけていることがわかった。

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日本におけるバレンタインは、愛を告白するイベントから女性が楽しむイベントに変化しつつあるようだ。


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