タイでモビリティー関連事業を運営する株式会社Flare(フレア)は1月29日、リネットジャパングループ株式会社と共同で、カンボジアで自動車ラッピング広告プラットフォームサービス「Flare AD(フレアアド)」を始めると発表した。
7%を超える経済成長を維持するカンボジア
Flare社によると、カンボジアは7%を超える経済成長を継続しており、中間所得者層マーケットが急拡大しているという。
特に首都プノンペンでは一人当たりのGDPが3800ドルと、モータリゼーションが始まるとされる3000ドルを超えており、自動車市場が急成長している。
2018年の広告費は1億9800ドル(約216億円)、 2019年は2億20ドル(約240億円)、2020年は2億40ドル(約270億円)と、年約11%の高い成長率で広告市場が伸びていくと予想している。
自家用車で広告収入を得るサービス「Flrea AD」
自家用車を活用したラッピング広告ネットワークシステム「Flrea AD」は、自家用車にステッカーを貼り、普段通りに運転するだけで広告収入を得られるサービスだ。
2017年6月のサービス開始以降、延べ2万人を超える自動車ドライバーが登録しており、タイ・日系・グローバル企業などさまざまな広告主が利用している。
カンボジアで自動車関連事業のノウハウを持つReNet社と連携
Flare社のパートナーとなるリネットジャパングループ社は、長年カンボジアで中古自動車販売・自動車リースなどの事業を展開しており、同国でのノウハウと実績がある。
Flare社は今後、広告市場が未成熟かつ広告媒体も不足しているカンボジアの広告市場を発展させたいとしている。
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