株式会社バトンタッチは1月29日、ラーメン業界における後継者不在などの課題解決を目的に、ラーメン専門店の事業承継マッチングサイト「バトンタッチ」を始めた。
年間ラーメン店の3~4割が閉店
同社によれば、30年以上前にラーメンブームが到来して以降、続々とラーメン店の新規オープンが続き、現在では国内に3万軒以上の店舗があるという。
しかし、経営不振や後継者不在などの理由により、年間約3~4割が閉店せざるを得ない状況にあるそうだ。
「六厘舎」「大つけ麺博」運営会社がタッグ
「バトンタッチ」は、前述のラーメン業界における課題解決を目指し、人気つけめん店「六厘舎」ブランドを確立した株式会社松富士と、つけめんとラーメンの祭典「大つけ麺博」を企画・運営する株式会社ブルースモービルが連携して設立した。
後継者不在という課題を抱えるラーメン店の店主と、新規でラーメン店を開きたい個人・法人を繋ぎ、事業継承のサポートをする。同サービスを利用した新規参入の際には、設備投資や従業員教育などの負担を軽減し、常連客も引き継ぐことが可能という。
同社は「こだわりの味を後世に残したい」「美味しいラーメン店の営業を継続してほしい」という思いのもと、ラーメン業界の抱える課題の解決に貢献していきたいとしている。
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