HOMEビジネス 全国の社長平均年齢、59.9歳で過去最高に。上位3県は岩手県・秋田県・青森県

全国の社長平均年齢、59.9歳で過去最高に。上位3県は岩手県・秋田県・青森県

長澤まき

2020/01/30(最終更新日:2020/01/30)


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帝国データバンクは1月28日、「全国社長年齢分析(2020年)」を発表した。

2020年1月時点の企業概要データベース・COSMOS2(約147万社収録)から企業の社長データ(個人・非営利・公益法人等除く)を抽出し、約95万社を業種別・年商規模別・都道府県別に集計・分析。

それによると、全国の社長の平均年齢は59.9歳だという。

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イメージ画像/Adobe Stock

社長の平均年齢は右肩上がりで推移、過去最高を更新

社長の平均年齢は右肩上がりに推移し続けており、2019年は前年より0.2歳上昇。過去最高を更新した。

このうち、上場企業の社長の平均年齢は58.7歳だという。

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年商規模別にみると、最も社長の平均年齢が高かったのは「1億円未満」(平均61.1歳)。

「1億円未満」の会社の社長における70代の構成比は22.6%、80歳以上は5.4%を占めるという。

東日本で高齢の社長が目立つ

都道府県別にみると、岩手県・秋田県が平均61.9歳と最も高く、次いで青森県の61.5歳だった。

特に東日本において高齢の社長が目立つ。

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高齢化が進む中、70代以上で第一線として活躍する社長も珍しくない一方で、近年は世代交代が進まないまま社長が高齢を迎え、事業継承できずに休廃業・解散・倒産に追い込まれるケースも見受けられるという。

同社はこの結果を受けて、企業の永続性を保証するためには、事業継承などが大きな課題だと指摘している。


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