空間演出サービスを展開する株式会社ランドスキップは1月24日、同日にオープンしたインターコンチネンタルホテルズグループ「ホテルインディゴ 箱根強羅」にて、LEDビジョンなどを含む空間演出デザインを手掛けたと発表した。
国内初の大浴場LEDビジョン演出
世界各地で展開する「ホテルインディゴ」は、今回初めて日本に上陸。「ホテルインディゴ 箱根強羅」は、神奈川・箱根に位置し、山や川など大自然に囲まれている。
同社がデザインを手掛けた空間は、大浴場、スポーツジム、およびエントランスロビーの3カ所。中でも大浴場でのLEDビジョン演出は、国内初の試みだという。
デザインのキャンバスとなったのは、横5.4m・縦1.5mの巨大LEDビジョンだ。ここに、箱根強羅の自然や四季をイメージしたデジタルアートを制作した。
石、水、火のアートで自然を表現し、四季に合わせた色の変化やCGコンテンツの動きが、独創的な空間を創出。強羅の石を実際に3Dスキャンして作ったというCGコンテンツや、アートに合わせたBGMも、空間の非日常感を際立たせる。
同社は、空間演出コンテンツに加え、ホテルのプロモーションコンテンツも担当した。写真撮影やプロモーション映像制作を手掛け、ホテルでの魅力的な体験を表現することができたと胸を張る。
NTT東日本と提携
同社は2019年3月、NTT東日本と提携し、空間演出サービス「バーチャルウィンドウ」や「Window Air」などの共同販売を開始した。
これにより従来の課題となっていた、空間演出のための機器やコンテンツなどを顧客が別途手配するなどの煩雑さを一掃し、ワンストップで空間演出の提供が可能になった。
今回の同ホテル空間演出は、この提携がきっかけとなり実現したものだという。
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